「大学研究室の歩き方講座」では,メンバーであるミヤノの個人的な想いをまとめた「できるヤツとできる組織」および「教員の想ひ」をより具体的に理解していただくためのスキットを,『サラリーマンNEO』のパロディ風ケーススタディ形式で表現しています。これは院生に、教員への”ごますり”を推奨したり,教員の”いいなり”になることをすすめるモノではありません.なんだかんだ言って院生は教員に頼るし,教員も院生に頼っている.このようなパートナーの相方の想いを理解した上で発言・行動するのは,チームとして最高の成果を出すために当然のこと.教員は何を願っているのか?を理解しそれに応えることで信頼関係は増し,より教員も院生に対しての指導に熱が入るでしょう.院生も教員の知見の深さから学ぶことも多いでしょう.このように学生ー教員間でWinーWinの関係をもつ事が目標なのです.
●対象
* 研究室に配属された新4回生
* 教員とのやりとりに悩んでいる院生
* 学生とのやりとりに悩んでいる教員
●スキットの使い方
* 「できるヤツとできる組織」および「教員の想ひ」と併用して読む
* 教員に読んでもらう
* 学生に読むよう指示する
* ミーティングの題材にする
============
院生「先生!」
教授「お、どうした、困った顔してるな」
院生「実は、実験装置が動きません」
教授「動かない、というと?」
院生「実験中、装置内の温度が安定せず、実験温度である1300Kを保てな [...]
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
院生「学会の前刷り、〆切が近いですよね、やばいっすよね……」
教授「そうだね」
院生「この実験の結果がいまいちなんですよね……あと、あの解析もまだですし……」
教授「確かに、色々考えないといけないね。結果のまとめ方とか見せ方とか」
院生「・・・というのが今の状況ですね.」
教員「おー.いいんじゃない.あと,○○というアプローチ方法も考えられるね.もしそれをやった場合,□□という全く新しい知見が得られるんじゃない!これはスゴイ修論になるんじゃないか [...]
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
教授 「今度の○○学会、Mくん、発表してみない?」
院生(M) 「え、○○学会ですか? ちょっと僕の研究と関係が遠い気がしますが.. [...]