ほぼ日刊スタふブログ

【研究者の仕事術】 宮野公樹

東京大学山内先生の研究室サイトにて掲載された大人気シリーズものブログ「研究者の仕事術」.それを読んでとてもおもしろく,かつ,お知り合いの先生方が登場されていたので,なんとなく自分も仲間にまぜてもらおうとおもい,許可無く勝手に書いてみましたw パクってすいません!

■□■□■ 1.情報収集編 ■□■□■
本:
たくさん読む.直感にしたがって,本を選ぶ.そこに気を遣ってる.本をじっくり選ぶことはしない.
分野はバラバラ.最近悪評が高い(笑)ノウハウ本やビジネス本からもどんどん学ぶ.
教育,学習,脳,心理,組織,社会,生き方,トレンド,感性,芸術などなど.歴史は少しだけかな.小説も読む.推理モノ大好き.
いいとおもった箇所には赤ペンでどんどん書き込む.表紙の裏の白いところには,その本を読んで考えたことやひらめいたことを思いっきり書き込む.僕にとって,読書とは本との対話だしその対話をその本に直接記入されてもらう.本には汚してしまってわるいなあとおもってる.でも,赤ペンとかドッグイヤーされた本ほど,僕にとってすごく良かった本ってこと.手を動かして体で本を読むので,表紙を見ただけで,そこで書かれた内容や当時の考えが一瞬で蘇ってくる.
論文:
院生時代はめちゃくちゃ読んだ.その分野での一通りの体系化が自分のなかできてきたら,自然と読む数は少なくなった.そして,自分で自分の分野を構築しはじめてきたらますます読まなくなった..これは僕の欠点.あとは論文を良く読む目利きと通じていて,僕に関心ありそうなやつを紹介してくれる.そのためにも常に自分のやりたいことをどんどん漏らしてくように気をつけている.ただ,最近は研究と言うよりももっとしたいこと&しなきゃいけないことが出てきて困ってる.いい意味で,もう自分の研究だけを考えることはできない.プレイヤーとしてもプロでありたい一方,今,科学技術や大学の分野でジェネラルマネージャーが少なくその領域でもプロとしてやりたい.自分がマネジメントに向いているかどうかというよりも,ただ,研究対象として金属組織学→微細加工&ナノテク→医工学,そして,→科学技術政策&大学運営にかわっただけ(笑.そういうイメージ.
ブログ・Twitter:
気の利いた人をフォローしている感じ.他人のブログはあまりよまない.Twitterに流れてきたブログは興味有れば読むかな.
自分ではブログをたまにしかかかない.発信は人に対してや仕事においてで思いっきりやってるからかな.公開できないネタも多いし.
Twitterは意識して書く.やはり反応を試しているというか,短いし,リアクションあるし,真剣勝負って感じ(笑
テレビ:
嫌いな人もいるけど僕はテレビ推奨派.「ながら情報収集」媒体として最高のツールだと思う.ニュースだけでなくドラマもバラエティでもなんでも見る.楽しんでみようとする気持ちは3割で,残り7割は情報収集しようと思って見てる.なので,当然ながらCMのほうが僕にとっては重要(笑.人のための学問をしているひとはぜひみるべきだという考え.なぜなら,その学問の対象である「人」の9割はテレビを見てるのだから.相手の立場にたてずして本質に迫った研究は決してできない.
input/output:
仕事内容は,コンセプトメイク,プレゼンテーション,アレンジといったことが多く,仕事上めいっぱいアウトプットしてる.だからこそ,そのためにも常にインプットしてる感じ(笑.一番大事にしているのは自分の感覚や感性.同じものを見てもそこから1つしか感じないひともいれば10感じる人もいる.もっと感じたいし,まだまだ感じたい.常に飢えている感じがある.インプットとアウトプットの両方として,いろんな分野のひとと話す.会いたい人に会うし,偶然であった人との縁についても考える.
■□■□■ 2.内省編 ■□■□■
内省場所は,新幹線中,ジョギング中,バイクや自転車乗車中,学会やシンポジウムで他者の講演を拝聴中.そして,読書中.
B5のノートを持ち歩いている.大学4年生のころからつけてる研究ノートの延長.ブログ等デジタル媒体でまとめてないから検索はできないけど,思考の可視化においてアナログにまさなるものはない.. PDFにしていつも持ち歩いているから,いつでも欲しいものを得るために読み返す.そのときのセレンディピティーもまた当然ねらってのこと.
■□■□■ 3.仕事やり方編 ■□■□■
常にもってる意識は2つ.1つは「自分ならどうするか?」と考えること.なので,急にタスクが降ってきてもいつでも対応できる状態.コンセプト提案のためのポンチ絵をオファーがあった次の日に提出して驚かれることがあるけど,僕にとっては普段考えていることなので,単なる作業時間だけの問題.ただ,問題意識の範疇外のネタだとつらい(笑.「関西活性化のための大学の役割について」ときは,まじ悩んだ..(笑 2つめは「結局なんなのか?」 これは大学時代のサークルのときに学んだことで,その後もずっと思考の癖となっている.今忙しいのは何でなのか? 今,仕事がうまくいっているのは何でなのか? 今苦しいのはなぜなのか? 今のプロジェクト,これが成功したら何なのか? このブログ,山内研究室のマネをして,結局,おれは何がしたいのか?(笑 などなど.
具体的な作業のやり方は,自分の「脳」に従ってどんどん作業を移していくタイプ.そもそも,MAXレベルの集中力なんて3分程度.この記事を書いてても,ふと気になればメールの返信するし,ネット調査するし,電話するし,つぶやいたりする.意識の移り変わりに従って,瞬間最大風速を細切れに保つ感じ.ただ,内省のときは例外.強引にでも意識をテーマにひきもどして徹底的に考え抜く.この切り替えが得意かも知れない.
このように感性や直感,違和感といった無意識に重点をおくために,考えが表情にすぐにでてしまうのが弱点(笑 話し相手が「あ.この話は興味なさそうだね」とかよく言われる(笑 ごめんなさい.
■□■□■ 4.仕事テーマ編 ■□■□■
昔は,研究を通して世の中を良くしたいともっていたが,今は,大学を通して世の中を良くしたいと思ってる.「皆が”これあったほうがいい”や”こうしたほうがいい”と思っているのに,なぜそれが実現しないのか?」.これが人生の命題.

■□■□■ 1.情報収集編 ■□■□■

本:
たくさん読む.直感にしたがって,本を選ぶ.そこに気を遣ってる.本をじっくり選ぶことはしない.

分野はバラバラ.最近悪評が高い(笑)ノウハウ本やビジネス本からもどんどん学ぶ.教育,学習,脳,心理,組織,社会,生き方,トレンド,感性,芸術などなど.歴史は少しだけかな.小説も読む.推理モノ大好き.

いいとおもった箇所には赤ペンでどんどん書き込む.表紙の裏の白いところには,その本を読んで考えたことやひらめいたことを思いっきり書き込む.僕にとって,読書とは本との対話だしその対話をその本に直接記入させてもらう.本には汚してしまってわるいなあとおもってる.でも,赤ペンとかドッグイヤーされた本ほど,僕にとってすごく良かった本ってこと.手を動かして体で本を読むので,表紙を見ただけで,そこで書かれた内容や当時の考えが一瞬で蘇ってくる.

(左)ドッグイヤーされた本.ここまで折られているのは良い本だった証拠.(中)赤線とMEMO.そして,(右)表紙の裏のMEMO..ここまで汚してしまって恥ずかしい

(左)ドッグイヤーされた本.ここまで折られているのは良い本だった証拠.(中)赤線とMEMO.そして,(右)表紙の裏のMEMO..ここまで汚してしまって恥ずかしい

論文:

院生時代はめちゃくちゃ読んだ.その分野での一通りの体系化が自分のなかできてきたら,自然と読む数は少なくなった.そして,自分で自分の分野を構築しはじめてきたらますます読まなくなった..これは僕の欠点.あとは論文を良く読む目利きの人と通じていて,僕に関心ありそうなやつを紹介してくれる.そのためにも常に自分のやりたいことをどんどん外部に伝達してくように気をつけている.ただ,最近は純粋な研究と言うよりももっとしたいこと&しなきゃいけないことが出てきて困ってる.いい意味で,もう自分の研究だけを考えることはできない.プレイヤーとしてもプロでありたい一方,今,科学技術や大学の分野でジェネラルマネージャーが少なくその領域でもプロとしてやりたい.自分がマネジメントに向いているかどうかというよりも,ただ,研究対象として金属組織学→微細加工&ナノテク→医工学,そして,→科学技術政策&大学運営にかわっただけ(笑.そういうイメージ.

ブログ・Twitter:
気の利いた人をフォローしている感じ.他人のブログはあまりよまない.Twitterに流れてきたブログは興味有れば読むかな.自分ではブログをたまにしかかかない.発信は人に対してや仕事においてで思いっきりやってるからかな.Twitterは意識して書く.やはり反応を試しているというか,短いし,リアクションあるし,真剣勝負って感じ(笑

テレビ:
嫌いな人もいるけど僕はテレビ推奨派.「ながら情報収集」媒体として最高のツールだと思う.ニュースだけでなくドラマもバラエティでもなんでも見る.楽しんでみようとする気持ちは3割で,残り7割は情報収集しようと思って見てる.なので,当然ながらCMのほうが僕にとっては重要(笑.人のための学問をしているひとはぜひみるべきだという考え.なぜなら,その学問の対象である「人」の9割はテレビを見てるのだから.相手の立場にたてずして本質に迫った研究は決してできない.

input/output:
仕事内容は,コンセプトメイク,プレゼンテーション,アレンジ,ファシリテータといったことが多く,仕事上めいっぱいアウトプットしてる(ま,みんなそうだよね).だからこそ,そのために常にインプットしてる感じ(笑.一番大事にしているのは自分の感覚や感性.同じものを見てもそこから1つしか感じないひともいれば10感じる人もいる.もっと感じたいし,まだまだ感じたい.常に飢えている感じがある.インプットとアウトプットの両方として,いろんな分野のひとと話す.会いたい人に会うし,偶然であった人との縁についても考える.

■□■□■ 2.内省編 ■□■□■

内省場所は,新幹線中,ジョギング中,バイクや自転車乗車中,学会やシンポジウムで他者の講演を拝聴中.そして,読書中.B5のノートを持ち歩いている.大学4年生のころからつけてる研究ノートの延長.ブログ等デジタル媒体でまとめてないから検索はできないけど,思考の可視化においてアナログにまさなるものはない.. PDFにしていつも持ち歩いているから,いつでも欲しいものを得るために読み返す.そのときのセレンディピティーもまた当然ねらってのこと.

そして,尊敬できる人たち(妻含むw)からのフィードバック.ありがたい.例えば,彼の大局観には全く及ばないし,彼女の思考の深さにはいつも心が震える.特に僕を覚醒させてくれたS氏のあの言葉はうれしかった「そのまま突っ走ればいいよ.もし,ヤバイとおもったら止めるから:笑」.

■□■□■ 3.仕事やり方編 ■□■□■

常にもってる意識は2つ.1つは「自分ならどうするか?」と考えること.なので,急にタスクが降ってきてもいつでも対応できる状態といえる.コンセプト提案のためのポンチ絵をオファーがあった次の日に提出して驚かれることがあるけど,僕にとっては普段考えていることを具現化することだけなので,単なる作業時間だけの問題(と,さらっと書いたけど,ほんとは期待に応えるためにめちゃ必死ですw). ただ,問題意識の範疇外のネタだとつらい(笑.「関西活性化のための大学の役割について」のときは,本当に悩んで苦しかった..(笑 2つめは「結局なんなのか?」 これは大学時代のサークルのときに学んだことで,その後もずっと思考の癖となっている.今忙しいのはなぜなのか? 今,仕事がうまくいっているのはなぜなのか? 今苦しいのはなぜなのか? 今のプロジェクト,これが成功したら何なのか? 失敗したら何なのか? このブログ,山内研究室のマネをして,結局,おれは何がしたいのか?(笑 などなど.

具体的な作業のやり方は,自分の「脳」に従ってどんどん作業を移していくタイプ.そもそも,MAXレベルの集中力なんて3分程度.この記事を書いてても,ふと気になればメールの返信するし,ネット調査するし,電話するし,つぶやいたりする.意識の移り変わりに従って,瞬間最大風速を細切れに保つ感じ.ただ,内省のときは例外.強引にでも意識をテーマにひきもどして徹底的に考え抜く.この切り替えが得意かも知れない.

こんな風に感性や直感,違和感といった無意識に重点をおくために,考えが表情にすぐにでてしまうのが弱点(笑 話し相手が「あ.この話は興味なさそうだね」とかよく言われる(笑 ごめんなさい.

昔は,研究を通して世の中を良くしたいともっていたが,今は,大学を通して世の中を良くしたいと思ってる.「皆が”これあったほうがいい”や”こうしたほうがいい”と思っているのに,なぜそれが実現しないのか?」.これが人生の命題.

PC,読みかけの本,ノート,こだわりのペン,フリスク,書類ファイル,そして,目薬とか耳栓とか細々したものすべてがつまっているピンク色ポーチ(笑

PC,読みかけの本,ノート,こだわりのペン,フリスク,書類ファイル,そして,目薬とか耳栓とか細々したものすべてがつまっているピンク色ポーチ(笑

Discussion

2 comments for “【研究者の仕事術】 宮野公樹”

  1. はじめまして。私は新米の大学教員ですが、たいへん参考になりました。ありがとうございます。
    限られた時間の中で、いかに効率よくアウトプットできるようにインプットするか、私にとって当面の課題です。

    Posted by Katsura Ito | 3月 10, 2011, 1:01 PM
  2. コメントありがとうございますー 「いきいき研究室増産プロジェクト」の活動にもまたぜひご参加くださいませ!

    Posted by ikiikilab | 3月 10, 2011, 6:04 PM

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