私はこれまで、本プロジェクトや修士の研究の関係で、かなりの数の「研究室のウェブページ」を見てきました。
先日、とあるきっかけで「経験上、“学生の名前+その学生の卒業(修士)論文のテーマ”をウェブページに載せている先生は、学生指導に一家言持っていることが多いよ。」という話を同期にしたら、感心されました。
せっかくなのでこの機会に、研究室ウェブページ作成の心得(?!)をメモとしてまとめてみました。なお、ここでの内容は「学生(特に研究室配属に迷える学生)にとって親切な研究室ウェブページ」を想定しています。
○●○●絶対載せるべき基本情報○●○●
- 研究室の研究テーマ(ここで研究を通じた夢を描くこと、実際に研究室で学生がどのようなテーマの研究をしているのかを、研究室配属前の学生にも分かる言葉で説明することがポイントのようです)
- メンバー構成(これでぐっと研究室の中身が具体的にイメージできます。もし可能なら各個人の顔写真や一言つきで、研究室の雰囲気が伝わるようにすると、研究室に配属されてからのミスマッチが減るでしょう。)
- 教員の基本情報(経歴、顔写真、業績リスト、所属学会、担当している授業、もしあれば大学運営に関する担当業務なども。)
- お問い合わせ先&アクセス情報(載せていない研究室が意外に多いです。問い合わせが多すぎて対応できないといった場合は、フォームを作る、問い合わせ方法を明確に指示するなどの工夫が必要かもしれません。)
○●○●載せると差がつく+αな情報○●○●
- 教員あるいはメンバーによるブログ(研究室の日々の状況を発信できます。メンバーの受賞などは、ここでニュースとして取り上げてお祝いしましょう!メンバー持ちまわりで担当すれば、メンバー同士の情報共有にも役立ちます。ただしあまりにも更新頻度が低いと、不活発な研究室という印象を与えます。)
- 研究室の年間スケジュール(春の新歓、夏の合宿などなど、研究室生活が具体的にイメージできる情報は貴重です。できれば笑顔の写真つきで!!!)
- OB・OGの主な進路(ここを見て、研究室を選ぶ学生が多いのも事実です。卒業生の就職先や研究者としての活動実績、学振の採択状況など、積極的にアピールできるところは載せるべきだと思います。)
- OB・OGからのメッセージ(先日、これを載せている研究室を初めて発見しました。マーケティングの観点からも、とても重要なコンテンツだと思います。)
- 日常の指導体制(やる気のある学生ほど、「教授に直接指導してもらえるのは週に何時間なのか?」逆に「自分で考え試行錯誤する時間を与えられるか?」といったことが気になるようです。)
- 求める学生像(これを時間をとって考え明言しておくことで、入ってくる学生が違う!!という意見があります。例えば「自分なりの問題意識を持っていること」「最低限○○に関する理解があること」などです。)
…いろいろ書きましたが、多忙な教員がどこまで研究室ウェブページの作成・更新に時間が割けるのか?! そもそも、研究室ウェブページを作成するような状況ではない研究室はどうすれば良いのか?!といった問題は、また別の機会に扱います。
また、実際に素敵な研究室ウェブページを作成されている研究室の紹介や、より発展的に研究室ウェブページを活用している事例の紹介も、今後していきたいと思います。
[岡本絵莉]





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