ほぼ日刊スタふブログ

卒論修論物語

かちです。

どこの大学でもそうだと思うのだが、卒論修論は、提出が1分でも遅れると論文を受け取ってくれないという謎にストイックすぎる暗黙のルールが存在しているため、その提出間際には悲喜こもごものドラマが生まれる。

僕の研究室の場合、なぜか提出間際になると高確率でプリンターのトナーが切れる。トナーならまだしも、故障することもざらにある。慌てて古いプリンターを緊急稼働させると、長いこと使っていなかったためにこちらもうまく動かないという、バンクーバーオリンピックのスピードスケートで見たような光景が展開される。

僕が指導していたある後輩は刷り終わりが提出3分前になり、他の学生総動員でファイリングや表紙貼りなどを行った末、全力疾走で事務室に向かったところ、動揺のあまり真逆の方向に走り出し、一同大爆笑しながらも必死で引き止めた思い出がある。

当事者ではなく傍観者としてみた場合、このような学生のテンパリ具合はとても面白いので、僕は卒論修論の提出前にはかならず研究室にいて、運動会のかけっこの音楽をかけてさらなる焦燥感を煽ってみたり、今更直せるはずもないタイプミスを探して指摘してみたりするなど、相当学生にうざがられている。

先輩のそんなアホな行動に対してもヘラヘラ笑って付き合ってくれた学生が、最後の追いコンでガラにもなく真顔で先生に感謝の挨拶をしていたりしているのを見ると、彼らと一緒に研究ができて本当によかったなと思う。

別れの後には出会いあり。4月からはまた新しい学生がやってくる。卒業する彼らにも素敵な出会いがあればいいなと思う。

Discussion

One comment for “卒論修論物語”

  1.  締切直前にプリンター不調。よくある光景ですねー。うちの研究室でも、いつも提出ギリギリの学生がひとりいて、「またお前は…」と研究室でネタにされています。
     ただ、彼が「間に合わない!」となるとみんなでホチキス止めを手伝ったり、新しいトナーを取りに走ったりできるうちの研究室は、なんだかんだで良い研究室だなと思います。

    Posted by にゃー | 3月 8, 2010, 9:11 AM

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