大学研究室の歩き方講座

【スキット】教員がガックリくる言葉 その3:風邪を引いたので今日のゼミは行けませんとのことでした

スキット: 教員がガックリくる言葉 その3


教員「さあ、研究会始めようか。今日は最初は○○君の発表だったね。あれ? ○○君はまだ来てないの?」

別の院生「あ、先生、○○君は風邪を引いてしまい今日の研究会は来れないとのことでした。」

教員「え?そうなの?ワシはそんな連絡もらってないぞ!!!」

別の院生たち「(き,きまずい.. この雰囲気で研究会に突入か..泣)」


岡:先生、怒ってますね~。でも、風邪で休むこと自体に怒っているわけではなさそうですね?

宮:そうですね。人間誰でも体調の悪いときはあります。研究会を休んででも安静にしていた方が良い場合があることは、先生だって充分分かっていますしね.

岡:それでは先生は、何に対してこんなに怒っているのですか??

宮:発表の担当であるにも関わらず、欠席の連絡を他の学生に頼んでおり、しかも、先生がその連絡を聞いたのは研究会が始まってからですよね。先生が怒るのも無理はありません。

岡:こんな状況では、出席している院生が気まずいですからねぇ。。 学生さんは、どうすれば良かったのでしょうか??

宮:はい!そこでこのマジカル・メソッドを!

トラブル・シューティング

岡:あれ、これ前も出てきたキーワードですね?

宮:はい.そうです.本質をついた原理原則はシンプルなもんです.では,スキットをご覧下さい.


教員「(研究会の前日) 明日の研究会は朝10時からか..発表は○○君、△△君、□□君だな。みんなどれだけ研究進んでるのか楽しみだな~。」

トゥルルルルル♪(電話の着信音)

教員「はい.もしもし.」

院生「あ、もしもし先生こんにちは、□□です。(鼻声)」

教員「おー.どうしたんだい?」

院 生「実はちょっと風邪気味なんです。熱も上がってきていて、明日の研究会に出席できるかどうか分からない状況なので、先生に早めに連絡しておこうと思って 電話しました。明日は僕が研究の進捗状況を発表することになっていたのですが、先ほど△△君に電話したところ、予想以上に実験が早く進んだので僕の代わり に発表できるとのことでした。」

教員「そうか.わかった.フォローもご苦労だったね.無理しないで治してください.」

院生「はい.ありがとうございます.次回の研究会ではしっかり発表しますので.では,失礼します.」


岡:すばらしいですね!風邪にしてはハキハキ話しているような気もしますが(笑)、先生にしっかり伝わったようですね!

宮:はい.大切なポイントは,

・事前に連絡すること
・自分が休むことで生じる不具合を出来る限りフォローすること.もしくはその姿勢を見せること
・次回以降への意気込みも伝えるとなおGOOD

岡:それって、研究室に限らず大切なことなんですよね?

宮:そうです。自分の行動が相手や周りにどのような影響を及ぼしているのかを思いやること、これはコミュニケーションの基本です。

岡:でも、実際に研究室では前半のスキットのようなことがあるんですね・・・

宮:残念ながらよくあるそうです.しかし,不思議なことに学生たちも卒業して企業にはいるとちゃんとしたコミュニケーションをしているのです! これは びっくりです.やはり,社会人になると意識が変わる.いわゆる”学生気分から抜ける”というやつです.大学教員からしてみれば「ずるい」です(笑

岡:ぜひみなさん,使ってくださいね!

宮:あ.あと,電話で伝えるのがベストですが(一般企業ではあたりまえのこと),先生によってはメールで伝えるほうがいい場合もあります.ま,まずはメールからはじめてください.

今回の学び For 教員

学生の無断欠席はやめてほしいですけど,それよりも我々が我々の都合でぽんぽんと研究会日程を変えるのもやめたいですよね(笑 これに関しては,近々スキットとして取り上げる予定です.

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