今回のテーマは
★研究室風土になじませるには!
★あなたの研究室カラーに学生を染め上げる方法
でした!
参加者
今回は完全にネット上のみでの開催でした.
北は山形、南は福岡まで、全国各知からの参加がありました!!
当日のレポート
(今回は会場風景の写真はありません.ご了承ください.)
当日は参加者が自分の体験を話すことからスタートしました.そこではやはり,
・基礎的な知識や実験方法など,みんなが覚えるべきことを教える中で自然と仲良くなると思っていた.「学生を研究室になじませるため」と意識してやったことはこれまでなかった!
・やっぱり行事が大切でしょう!とにかく飲み会,スポーツ大会やお花見会を通じて仲良くなるんです!
といった意見が出ました.ただし,「単に飲み会をすればいい,というのは安易だし,そもそも「最近の若い子」は研究室で飲み会に行きたがらない!という意 見もありました.ある参加者は「研究室の人に飲み会=交流する場,という考え方が無いので,会場選びでもめる.人が来ない.」ということで悩んでいるそう です.
例えば新歓コンパでは「新入生はバラバラに座らせる」などの,ちょっとした飲み会の改善アイデアを研究室内で話してみると良いのではないでしょうか?それらを通じて,そもそも、研究室内で交流の機会を持つ意義について、共通の意識、価値観をつくることが大切なのかもしれません.
また行事に頼らず,研究室生活の中でも会話が生まれる仕組み(例えば,研究室で何がどこにあるかなどを、人に聞かないと分からない!)があると良いのかもしれないですね.
また,学生がなじむことに役立つ機会が研究室にたくさん存在することの大切さについても話しました.
参加者の研究室でも,「そう言えば…」
・教員と学生で輪読会をしている!
・学生同士が集まってする、特定のテーマの勉強会がある!
・ゼミで、自分の趣味や性癖を熱く語る時間がある!
・月に1回は餃子パーティをしている!
という声がありました.
ここで一同が納得したことは,ある参加者の「何を話すかよりも,どこで話すかだ」と いう言葉です.確かに学生にとっては、先生の部屋に呼ばれて研究について話すのは、ハードルが高いことです.きっと一番良いのは「実験中に実験の話をす る」など,一緒に研究を進める中でコミュニケーションをしていくことだと思います.そうできない場合も,学生と研究について話したい時は,「どうやって話 そう」と考えるよりも,「どこで話そう」と考える方が生産的かもしれません!
また単に場所を選ぶだけではなく何か一緒にすること,つまり「共同作業の中で話すことで生まれる親近感」の大切さについても話しました.これを踏まえると、
・食糧調達係,場所取り係,調理係など共同作業に近い部分が多く連帯感が高まるお花見
・準備にも片付けにもチームワークとマネジメントの力が必要なバーベキュー
などは,4月5月に実施できて研究室に学生をなじませることにも役立つ最適のイベントかもしれません!
研究室には,教員と学生,先輩と後輩など,様々な人間関係が存在します.
その中でも,教員がいちばん研究室の人間関係で「遠い」存在かもしれない、という意見が、教員自身からあがりました.
ある先生は「まず教員自らが、自分をさらけ出すことが大切」と 考えて、カラオケを活用しているそうです!教員と学生の関係に関しては、先輩が「教員のことばを翻訳してあげる」べき、という意見も出ました.研究の技術 面と同じくらい,研究室内のコミュニケーションの取り方などのノウハウ,研究やゼミへの心構えなどが,研究室生活には重要です.これらを先輩が後輩に伝え ることは、「研究室の人間関係に慣れる」と、「研究をするという生活に慣れる」の両方にとって大事なポイントだと考えられます!
最後には,そもそも研究室になじむ」べきなのか?, という考え方もでてきました.ある参加者は,研究室生活の中で「このときこう思っていた」というメモを取って,後輩のために生かそうとしているそうです. また別の参加者は、先生のやり方を見ながら「自分ならこうするのに…」とずっと思っていた,と言っていました.このように,ずっと同じ環境にいる人では気 付かないことに気づけるというのは,新しく研究室に入ってきた学生にしかできない強みなのかもしれません.それを活用することで,きっと研究室はもっと良 くなるはず!なじむことは、環境を無批判に受け入れることではなく、自分も環境の作り手になることと考えれば,問題なのは「学生をなじませること」ではなく,「研究室づくりにいかに学生を参加させるか」なのかもしれません!
まとめ
今回のまとめは、ある参加者の以下のことばに集約されると思います!
研究室の文化はみんなでつくるもの.
「あなたの研究室カラーに学生を染め上げる」のではなく、
「学生が研究室カラーを染め上げるべき」である!
研究室に関わるすべての人が,自分がより良い研究をするため、自分が成長するための研究室カラーの作り方を考えていけるよう,本プロジェクトもがんばりたいと思います.





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