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「組織制御に関する産学連携フォーラム」で発表

3月29日(土)に物質・材料研究機構で開催された「組織制御に関する若手フォーラム」において、本プロジェクトのメンバーが
①プロジェクトの活動報告

②新しい研究計画書のあり方「研究計画ツリー」の提案

というテーマで発表しました。
※「研究計画ツリー」の詳細については、メンバー宮野のサイト内のこちらのページをご覧ください。

以下、フォーラムにていただいた質問&コメント(一部)をご紹介いたします。

  • A先生よりご質問
    発表中に「教員と学生のwin-win関係」ということばがあったが、「研究を進めたい」という教員のwinと、「就職活動に力を注いで良い会社に就職したい」という学生のwinを一致させるのは難しい。こういう場合、どうしたら良いのか?
  • 回答
    「研究は自分が成長するための道具である。研究室生活を通じた成長が、結局は就職活動など後々役に立つのだ」ということを分かってもらえば良いと思いま す。これを、今まさに就職活動中!な学生に言って理解してもらうのは難しいと思います。ですが、研究室に配属されてすぐの学生に、こうしたことを理解して もらえるようにすれば良いのではないでしょうか。

  • B先生よりご質問
    自 分もA先生と同様に、「就職活動をする学生にどうやって研究をさせるのか」、「研究の意味を説明するのか」に悩んできた。「研究は自分の成長のための道 具」と学生に言ってみたこともあるが、「本当に?」と言われることがあるし、そう言われると、正直自分も自信を持って言い切れない。。
  • 回答
    先生自身が言うよりも、研究室を卒業した先輩から「研究室でのどんなことが後々役に立ったか」ということを話してもらう機会を作ったらどうでしょうか?!

  • C先生よりコメント
    ★いきいき研究室増産プロジェクトについて
    活動ににじみ出ているマインドや指導方法には、研究室によって可能な場合と不可能な場合があると思う。例えば自分のいる研究室は教授-准教授-助教授-ド クターというピラミッド型組織だ。そこでは、リーダーシップと存在感のある教授がバシッと方針を決め、下はそれについていく、という感じなので、いきいき 研の提唱するような教員-学生の関係をつくることは難しい。自分自身はこういう昔ながらの研究室のあり方が良いと思うが、各教員が個別に研究室を持つよう になっている、という時代の流れがある。そういう意味で、いきいき研の活動は今後重要になってくると思う。ただし自分は自分のいる研究室が一番すばらしい と思っているので、もし研究室を診断されて「全国で○位です!」と言われたら、「それは違う!」と思うかもしれない。

    ★「研究計画ツリー」について
    「研究計画ツリー」は、大学よりも企業での研究に適していると思う。なぜなら大学の研究では、いろいろ実験をするうちに、最初の予定よりも面白いものが見 つかったりして、ツリーの右側の「目的」自体が変わることがよくあるからだ。特に学部生の研究では、そのようにいろいろ試していって、「行き着いたところ のまとめが卒論」という側面がある。今日見せてもらったツリーがすごいレベルの高いものだったので、「ツリーをきれいにつくるために研究している」という 本末転倒な結果にならないか心配になった。ただし研究ツリーのような考え方じたいは大切だと思う。

    宮よりコメント:
    研究ツリーのもっとも大事な点は「フレキシブル」であることです。つまり、目標が変わってもそのつど新しいツリーを作ればいいという考え方です。実際に、 修論完成までなんども目標がかわり、ツリーを改変していきましたから。おそらく「研究計画ツリー」という名前が誤解を与えてしまったのではないか?と今さ らながら気付いております。僕のイメージでは「研究の推進と学生の教育のための道具」というイメージです。


  • D先生よりコメント
    「研究計画ツリー」については、パワーポイントを使ってきれいに作らなくても、紙に手書きで書くとかで十分ではないだろうか。また、「いきいき研究室増産プロジェクト」のホームページにある「研究室の歩き方」のスキットを見ると、「あ~これ自分だ~」と思ってけっこう落ち込みます。いきいき研究室増産プロジェクトのような考え方が大事だということは良く分かっているのですが、普段はなかなかできていないので、それを実行しているメンバーはすごいなーと思います。

発表者の感想


  • 発表は、ポイントを絞った方がもっと質問やコメントをいただけたと思うので、ちょっと反省です!また発表の際には、参加者の構成を把握し、どんなコメントがほしいかを考えていかないといけないですね。
  • 物質・材料研究機構の施設とセキュリティがすごいです。
  • 「自分のいる研究室が大好きだ!」という教員の方がいらっしゃって、「いいな~」と思いました。
  • 「研究計画ツリー」に関しては、ツールとしてだけではなく、「学生と一緒にツリーを育てる」という姿勢や、「考え方としてのツリーを学生に教える」という意識などついて考える必要があると感じました。

フォーラムにて発表する機会と、貴重なご意見をいただき、ありがとうございました。
この場を借りてお礼を申し上げます。

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