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京都市立堀川高校教育研究大会にて発表

2007年11月17日(土)、京都市立堀川高等学校にて開催された教育研究大会で、「いきいき研究室増産プロジェクト」代表の岡本がポスター発表を行いました!当日は多数の高校生、教育関係者に発表を聞いていただきました。
以下、当日参加した岡本&宮野からのレポートと当日の写真です。

<ポスター発表中、及びその前後での、参加者からのコメント&質問>

  • テーマが良いですね。思わず惹きつけられました。
  • 昔は「大学の先生は教えてくれなくて当然」という感じでしたが、最近は変わってきているのですね。
  • 「モチベーションアップ」なんて、修士の学生に対しても必要なものなのでしょうか?

(宮)もちろん必要です!昨今,大学院への進学率がどんどんあがっており,それにともない大学院生にも大きな変化が起こっています.研究をしたいから大学院いく!という学生は,案外少数派なような気がします.

  • こういう活動が出てきているということは、大学(の研究室)に、何か変化が生じているからだと思うのですが、「これ」という変化は何だと思いますか?

(岡)発表資料の「現状」に書いているような問題の「程度」が大きくなってきたのだと思います。

  • 「先生と生徒」という関係は、大学に限らずいろんな教育機関の中で普遍的に存在する。そうした中でどうやってうまくコミュニケーションをとっていくの か、というテーマの中に「いきいき研」は入ると思うし、ヘタに「できる奴を作る」とか言うよりも、「研究室内コミュニケーションについて考える活動」と 言った方がしっくりくる。
  • 高校の教員も、生徒の不登校では悩んでいる。ただ、同じ学年の先生に対して悩みを相談するチャンスはあるし、養護の先生にも相談はできる。カウンセラー を設置している高校も最近は多い。ただし高校の教員も、生徒の心の問題への対処法を、高校の教員になる前に学ぶチャンスがあるわけではない。 教員になっ てからそうしたセミナーに参加したりしている。
  • 高校の教員も大学の先生も「社会を知らない」と批判されがちという共通項がある。だから産学連携や共同研究で「外」を知っている先生はウケが良いのかと思っていましたが、「いきいき研」の発表を見ると、そういう先生ほど怖がられているとあったので驚いた。

(岡)ただ、怖がられているから悪いというわけではないと思う。威厳があるとも言えると思うし・・・。

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<岡本反省&感想>

  • 何よりも、高校生がいきいきと研究発表をしているのに感動しました。もちろんごく一部の生徒しか見ていないのですが、ひとつのテーマをいろんな方法で追っかけるという一連のプロセスを高校生が楽しんでしているということそのものが素晴らしいことだと思います。
  • 発表方法に関しては「大学研究室の現状が・・・」とごちゃごちゃ言うより、「大学研究室をいきいきさせたいんです。」とストレートに言う方が、伝わりやすかったかもしれないと思いました。
  • 完全一方向の発表と違って、ポスター発表は聞き手との距離が近い&途中で突っ込 みが入ったりするので難しかったです。

<宮野感想>

  • 高校生のしっかりしていることに超おどろき... あの論理的な話し方,研究への意欲.. そのまま「院生」といわれてもおかしくないのではないかと 思ったほど.全国からたくさんの高校が堀川高校の秘密を探ろうと来校していたが,むしろ,大学教員こそがあのポスター会場にいって,高校生たちの純朴な研 究に対する姿勢をみるべきだとおもった.
  • 中高校教員の方々には思った以上に「一昔前の大学研究室」がイメージされていた.... 例えば大学研究室なんて閉鎖的が当たり前.だって,やりたいこ とを部屋にこもってやってるんだから,みたいな.. 昨今の社会貢献の必要性や研究資金の不足を考えると,社会ニーズに応えなければならない!という大学 研究室の現場はまったく浸透していないらしい.この問題はわりと深刻.ある先生は「中高校教員の方々がうまく理工系のイメージを生徒に伝えられない.それ も理系場慣れの原因だと思う」とおっしゃっていたのがとても気になった.まして,バイオシステム学科とか,医工融合学科とか,はっきりいって現役大学教員 の我々でもイメージがつきにくい分野がどんどん生まれてる... これじゃあ,理工系離れが進行するのもむりはないのかなあと思った.

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